大豆に関する噂の真相 10 牛乳 vs.豆乳 【FRNブログ記事翻訳】

大豆に関する噂の真相 10  牛乳 vs.豆乳 【FRNブログ記事翻訳】

牛乳 vs.豆乳

一部の反大豆派の人々、特にアメリカの牛乳産業には明確な財務目標があります。最近では、この牛乳産業は特に豆乳に対する攻勢を強めており、「アメリカ人に対する食生活指針」において豆乳飲料が乳のグループに含められるのを阻止しようとしている。豆乳飲料の製造メーカーが「乳」という言葉を使用していることに対して、訴訟を起こし、その単語を使用できるのは牛乳産業のみであると主張しました。また、食品売り場においては、豆乳飲料が牛乳の隣に陳列されることを阻止しようとしています。全国牛乳生産者連合会の広報担当者は明確に同産業が憤慨している理由を述べています。「これは」と彼は言いました「明らかに乳製品と競合しようとしている」と。

そんなことがあってはならないのだ、と。

その一方で、同産業は何億ドルもの広告費を投入して、一般大衆に牛乳が豆乳よりも格段に優れていると信じこませようとしています。例えば、乳製品研究所は、「牛乳に比べ、無調整の豆乳飲料に含まれるリンは僅か半分、リボフラボンは40パーセント、ビタミンAは10パーセント、そしてカルシウムは3パーセントです」と伝えている。

それでは乳製品研究所の主張をしばし注意深く検証してみましょう。

• リンの含有量がわずか半分?それは良くないですね。ですが私たちは実際には十分な量のリンを食事から摂取しており、過剰でさえある可能性があります。牛乳に含まれる量の僅か半分しかリンが含まれていないということは、栄養士のブレンダ・デイビスさんによれば、むしろ短所ではなく長所であるということです。

• リボフラボンの含有量が僅か40パーセント?無調整の豆乳に含まれるリボフラボン(ビタミンB2としても知られています)は牛乳の僅か半分程度であることは事実です。ですが、リボフラボンは、ニュートリショナルイースト(乾燥酵母)や葉野菜に豊富に含まれており、またナッツ、種子類、全粒穀物や豆類にも含まれていますから、健康的な食品を幅広く摂取している人にとっては、十分なリボフラボンを摂取することは問題ではありません。実際、(乳製品を摂らない)ヴィーガンは、このビタミンを、ラクトオボベジタリアンやノンベジタリアンとほぼ同程度摂取しています。

小さじ一杯のニュートリショナルイーストには、牛乳約1リットル分のリボフラボンが含まれています。

• ビタミンAの含有量がわずか10パーセント?ビタミンAは植物性の食品に豊富に含まれています。実際、ビタミンA不足は、菜食を中心とした食生活を送る北アメリカやヨーロッパの人にはきわめて稀です。また牛乳にビタミンAが豊富に含まれているのは、それを添加しているからであり、何かそうする理由がない限り牛乳以外の飲料にビタミンAを添加しなければならない理由はありません。

• カルシウムの含有量が牛乳のわずか3パーセント?牛乳産業はいったいどこからこの数値を持ってきたのでしょうか。アメリカ国内で販売されている一般的な豆乳飲料のほとんど全てに、牛乳研究所が主張する3パーセント以上のカルシウムが含まれています。強化豆乳なら牛乳と同程度のカルシウムが含まれています。無調整の投入でさえ、牛乳研究所が主張する量の2倍から9倍の量を含んでいます。

その一方で、牛乳と豆乳を栄養的に比較した場合に、牛乳研究所が伝えない、覚えておくべきことがいくつかあります。例えば。

• 牛乳には豆乳飲料の9倍以上の飽和脂肪酸が含まれているため、心臓病のリスクを高めます。

• 豆乳飲料には牛乳の10倍以上の必須脂肪酸が含まれているため、より健康的な脂肪を摂取することがでます。

• 豆乳飲料にはコレステロールが含まれませんが、牛乳にはグラス当たり34ミリグラムのコレステロールが含まれています。

• 豆乳飲料は総コレステロール値とLDL(悪玉)の両方を低下させますが、牛乳はその両方を増加させます。

• 豆乳飲料には心臓疾患や骨粗しょう症などの慢性疾患を予防する可能性がある保護作用のあるフィトケミカルが多く含まれています。牛乳にはフィトケミカルは含まれていません。