Food Revolution Network by John Robbins & Ocean Robbins

2013年03月02日 00:00

THE FOOD REVOLUTION NETWORK

with John & Ocean Robbins


「食革命」 ジョン・ロビンス&オーシャン・ロビンス

 

 

 

 

The Food Revolution Network は、食と健康、食の生産が環境に与える負荷、工場的畜産における家畜の非倫理的扱い、食品添加物や遺伝子組み換え食品などの食の安全に関わる問題などを中心に、食に関わる真実の情報の拡散を草の根的に展開している団体です。

この活動の中心人物となっているのが、ジョン・ロビンスさんと、彼の息子のオーシャン・ロビンスさんです。

ジョン・ロビンス - 世界的アイスクリームメーカーの創業者の息子として生まれた食の革命家

ジョン・ロビンスさんは、世界的なアイスクリーム企業、バスキンロビンス サーティーワン・アイスクリームの創業者の1人息子として生まれました。家の裏庭にある、アイスクリーム・コーンの形をしたプールで遊び、毎日のようにアイスクリームを食べて育った子供時代でしたが、父のパートナーである伯父のバスキンさんが50代の若さで亡くなった時、典型的なアメリカ人の食生活に疑問を持ち始めたと言います。会社を継ぐことを拒否した彼は、父の事業とは対照的な道を歩むことになります。

オーシャン・ロビンス

両親が建てた小さな家で生まれ、庭で育てられた野菜を食べて育ちます。16歳でYES!(Youth for Environmental Sanity)を組織、20年間その活動を指揮。現在は父のジョン・ロビンスさんと共にThe Food Revolution Networkを共同運営しています。

 

アメリカ人の食生活に大きな影響を与えた著書

ジョン・ロビンスさんは、1987年にDiet for New Americaを出版。工場的畜産における動物の非倫理的な扱い、食の健康や環境への負荷など、食を取り巻く問題を総合的に論じたこの本は、全米でベストセラーになり、翌年にはアメリカにおける牛肉の消費が大幅に減少、対照的にオーガニック食品の市場は大きく成長するなど、アメリカ人の食生活に大きな影響を与えました。その後、食のアクティビストとして本格的に活動を展開します。彼はまた、遺伝子組み換え食品の危険性に早くから着目し、警鐘を鳴らしてきた人物でもあります。

「100歳まで元気に生きる」

ジョン・ロンビンスさんには数多くの著書がありますが、「100歳まで元気に生きる(原題:Healthy at 100)」が、現在日本語に翻訳されています。
この本のテーマは一言でいえば、「食と精神と健康」。沖縄を含む、世界の長寿社会の学術的・科学的検証、コリン・キャンベル博士のチャイナ・スタディが明らかにした動物性食品とガンの相関関係、エセルスティン・コールドウェル博士の食事療法による心臓病の治療の実例の他、社会構造が人の健康に与える影響も検証し、高齢者を敬い、貧富の差が少なく、コミュニティー内での富の共有、相互扶助が自然とできている社会は、長寿であると論じます。

彼の著書は科学的な検証をベースに、論理的な展開が特徴で、大変読みやすく、説得力があります。

The Food Revolution Networkの活動

資本主義経済で大勢を占める、費用効率重視の食品の生産(工場的農畜産業を含む)は、環境への負荷が大きいだけでなく、家畜は非人道的な扱いを受け、特に発展途上国では労働者の搾取など、多くの問題があります。また、高度に加工され、多くの化学添加物を使用し、遺伝子組み換えや農薬で汚染された原料を用いた食品が、巨額の宣伝費を投じて市場に売り出されています。こうした資本主義的食品産業の影響は、食の安全に関わる法律や規制にも及び、多くの市民が誤った情報の下、自身の健康を損ない、間接的に環境を汚染し、動物たちを虐げ、途上国の労働者の貧困を助長する選択を促す結果となっています。

こうした状況を変えていくには、消費者ひとりひとりが、食に関する正しい知識を身につけることが、世界を変えている最も大きな力になるという考えのもと、The Food Revolution Networkは世界各地でイベントを展開、ホームページ上で多くの記事を掲載し、情報の拡散に努めています。

TABLE FOR ALLとの連携

TABLE FOR ALLは、彼らの理念と取り組みに共感し、協力して食に関する情報を発信していくことになりました。

その取り組みの第一弾として、ジョン・ロビンスさんと、オーシャン・ロビンスさんの許可のもと、The Food Revolution Networkのホームページで掲載された記事の日本語訳を順次TABLE FOR ALLのホームページに掲載していきます。

今後は、講演会やイベントなども予定しています。