東京大学 メトロ食堂がベジタリアンメニューを試験的に導入

2013年10月07日 11:00

 

東京大学の本郷キャンパスにある、銀杏メトロ食堂で10月7日から、ベジタリアン向けメニューが試験的に導入されました。

ベジセット490円は日替わり。
麻婆豆腐や、炒り豆腐、野菜カレー炒めなどがあり、毎日通っても飽きさせません。
1人暮らしで日々の食事を学食に頼っている学生には、嬉しいシステムです。

さらに通常メニューである、冷奴やトロロ、野菜コロッケなどの単品メニューにも、「Veggie」のマークが付けられ、どのメニューが植物性の食材のみを使用しているか一目でわかるようになっています。

このメトロ食堂における「Veggie」マークの導入方法は、ベジタリアン専門ではないごく普通の食堂・レストランでも取り入れられる方法でしょう。
特に、和食メニューには冷奴や海藻サラダ、枝豆、納豆やトロロなど、新たにベジタリアン向けメニューを開発しなくても、すでにベジタリアンに対応しているメニューは多数あります。あとはそれを、Veggieマークなどでお客様にお知らせするだけで、これまでよりずっとベジタリアンフレンドリーになれると感じました。

ちなみに、欧米の大学のカフェテリアでは、ベジメニューは珍しくありません。
むしろ、アメリカでは、どの大学が最もベジタリアンフレンドリーかというランキングまで存在するくらいです。

大学は多くの留学生や、外国人の教授らが訪れる国際的な場所であるだけでなく、異なる思想に寛容で、自由な思想の交流と発展を促進する場でもあります。
Vegetarianism とは、宗教や国籍もさることながら、環境問題、健康、飢餓問題などを社会的問題を憂慮する立場から選択される一つのライフスタイルとして、諸外国で急速に拡大しつつあります。

ですから、ここにきて日本の大学の一つの頂点にある、東京大学でベジタリアン向けメニューが導入されたことは非常に意義深いことといえるでしょう。
学食が、一品だけでも対応メニューを用意し、異なる思想や立場の人を門前払いすることなく、食を共にできる場所を提供するという、一つの模範を示すことになるからです。

メトロ食堂でベジメニューが定着すること、そして国内のその他の大学がこの画期的な一歩に続くことを心から期待します。

 

文責: なっちゃん